コラム

大スクリーンを通じてオーディエンスも一緒に参加できるリアルタイムVJ 〜Nissy Entertainment 1st LIVE〜

ライブエンターテイメントの現場では大画面ビジョンを用いた演出はすでに当たり前のものになっています。うしろの席でもステージ上のアーティストの姿をしっかりと見ることができるのはいいことですよね。

ただライブエンターテイメントの魅力はアーティストとオーディエンスのコミュニケーション。しくみデザインでは大画面ビジョンを使って、アーティストとオーディエンスがコミュニケーションできる「しくみ」を提案しています。

昨年9月と10月、そして今年の1月に公演が行われたNissy(西島隆弘)さんのファーストソロライブ『Nissy Entertainment 1st LIVE』。先日プレスリリースでお知らせしたとおり、このライブのリアルタイムVJをしくみデザインのスタッフが担当しました。しくみデザインが目指したのはVJを通してファンがライブに参加し、Nissyとのコラボレーションで会場を一体にすることでした。

これまでのライブVJは一方的な映像提示が一般的なものでしたが、『Nissy Entertainment 1st LIVE』ではNissyの動きに合わせてハートのエフェクトを出したり、Nissyを光り輝かせたりなど、、大画面ビジョンでステージングにプラスアルファの演出を加えました。着替え中のNissyにモザイクがかかった場面に、ファンの方はドキドキしたかもしれませんね。そしてファンとNissyとのチャットも実現。Nissyからサプライズを受け取ったラッキーなファンもいらっしゃいました。

Nissy Entertainment 1st LIVE

(C) 2017 AVEX ENTERTAINMENT INC.

Nissyは今回のライブに明確なビジョンを持っていて、それをスタッフと直接コミュニケーションしながら伝えてくれました。私たちはそのビジョンを実現できるよう、カメラさんやスイッチャーさんなど、他のクルーと協力をしながらシステムを組み上げました。そして『Nissy Entertainment 1st LIVE』は他のライブとは一味違うぞ、ということをファンの皆さんにお伝えするために、開演前からファンとVJでコミュニケーションをスタートするなどの工夫も実施しました。

そしてプレミアムなチケットをゲットできたファンの皆さんが見に来ているのは、あくまでもNissyのパフォーマンス。リアルタイムVJはあくまでもそのファンデーションのようなもので、Nissyのパフォーマンスを第一に見せることを常に念頭に置いていました。

このプレミアムなライブの模様は5月24日にDVDとBlu-rayでリリースされています。Nissyの作り出した最新のエンタテインメントがより多くの方に届けばいいなと考えています。またそのショーにしくみデザインが関われたことに改めて感謝しています。

 

ライブエンターテイメントは日々進化しつづけています。「いま新しいこと」もあっという間に普通のものになってしまうはず。しくみデザインはその一歩先を行くライブエンターテイメントのアップデートに引き続き取り組みます。

中村 誠(取締役 / チーフデザイナー)
河野 正樹(サウンドデザイナー / エンジニア)