コラム

自分の絵と向き合った2週間のインターンシップ―しくみデザインのインターンシップ2018 レポート

しくみデザインではこの秋に久留米工業高等専門学校の学生さんのインターンシップを受け入れました。しくみデザインでインターンシップを受け入れる際はその学生さんのできること、そしてやりたいことをヒアリングし、その上で実際のプロダクトの開発にスタッフとして取り組んでいただいています。今年のインターン生からレポートが届きましたのでご紹介します。

なぜしくみデザインでのインターンシップを選んだか

久留米高専 制御情報工学科4年の高巣彩七です。しくみデザインでの2週間のインターンシップを終えました。

私がしくみデザインでのインターンシップを希望したのは、学校で行われたしくみデザイン代表の中村さんの講演がきっかけです。もともとデザインやエンターテインメント分野に興味を持っていたのですが、その講演をきっかけにしくみデザインの事業内容や実績を知り、実際に現場を見て、その仕事内容の実際を知りたいと強く思ったからです。インターン前の面接のとき、実は緊張しすぎていて、出していただいたコーヒーを一口も飲めなかったこと今でも覚えています。

試行錯誤を繰り返しながらイラストを描く経験

2週間のインターンシップ期間で取り組んだことは大きく2つでした。

まずはじめに「イーブイの会社訪問」でしくみデザインにイーブイとピカチュウが遊びに来るので、イーブイとピカチュウが遊べるゲームを作ることになりました。企画の時点からチームに加わり、私はモーションエフェクトの素材となるイラストを描くことになりました。イラストがアニメーションになることを意識して描く必要があったため、さまざまな資料に当たりながら描く必要がありました。アニメーションが体の動きに合わせてエフェクトとして画面上に表示されるため、イラスト単体を見ていたときとは見え方が変わり、デザイナーの中村誠さんからフィードバックをいただきながら、実際の動きに合わせて色や大きさの比率の調整を行うなど、細かな手直しを何度も重ねました。実際に自分が描いたエフェクトが動いているのを見たときは嬉しさと達成感を強く感じました。

そしてSpringin’のオフィシャルワークの素材の作成にも取り組みました。Springin’とはしくみデザインが開発したビジュアルプログラミングアプリです。今回はシューティングゲームを作るために必要なアイテムパーツを作成しました。ゲームの土台はあらかじめ準備されていたので、それに合うようなキャラや敵、そしてゲームのUI作成に必要なボタンなどを考える必要があり、雰囲気に合わせて統一感を出すことに苦労しました。またSpringin’で使えるアイテムの数には上限があるため、どうしたらアイテムの数を減らせるかという視点を持つ必要がありました。これもどうしたら雰囲気がまとまるか、どう配置したらユーザーが使いやすいか、操作しやすいかをエンジニアの山口生さんと話しながら考え、動かしてみては描き直しを繰り返しました。試行錯誤を続けた結果インターンシップ期間中に素材を書き上げることはできましたが、ゲームの完成までは到達できませんでした。完成品は必ず見たいので、携わったオフィシャルワークが出る日まで待とうと思います。

自分の知識が活かせたときはとてもうれしかった

今回のインターンで得られたことは数えきれないほどたくさんありますが、私には無理だと何事もあきらめたりする前にとりあえずやってみる事の大切さを改めて実感することができました。

私は何かを描くことが得意だと自分で思ってはいましたが、絵を描くことはあくまで個人でやってきたことであって、学校で学んだりした経験はなかったので、自信があまりありませんでした。しかし今回のインターンシップでフィードバックを受けながら自分の絵と向き合うことができ、自分の技術・知識の未熟さや認識の甘さを痛感しました。ただそれだけではなく、業務の中で自分が知っている言葉や知識が出てきたりすると「あ! 知っている」「これならばわかる」となり、さらに自分の知識が活かせたときはとてもうれしかったです。

今までは目標などについて考えても、どうしてもぼんやりとしたままで確信に至っていませんでした。このインターンシップ体験のおかげで自身の進路を定めることが出来ました。実際に仕事をして、素晴らしいスタッフの皆さんからさまざまなアドバイスをいただいたことで、自分がこれからやりたいことや目標を見つけることができました。その上では代表の中村俊介さんと進路について相談させていただける場を設けていただいたことが大変活きています。また中村誠さんをはじめスタッフのみなさんと仕事中やお昼の時の話の中でいただいたデザインや仕事に関してアドバイスやご指摘にも感謝しています。デザインに関してこれまで意識していなかったことに気付けましたし、絵が好きということでも話ができて嬉しかったです。

これからは少しでも自信をもって前に進んでいきたいと思います。しくみデザインの皆さま、本当にありがとうございました。

スタッフからのコメント

中村誠
私が「ポケモンGO」くらいの知識しかないので、高巣さんにポケモンに関する細かいアドバイスをもらえてとても助かりました(笑) 今回のインターンで近い目標ができたようで何よりです! また遊びに来てね~。
山口生
Springin’で実装可能なゲームの仕様を考える際に「あのゲームのあの技っぽい動き」とかで通じたのでイメージの共有が楽でした。肝心のワークについては今しばらくお待ち下さい(笑) 2週間お疲れ様でした!
中村俊介
学生に講演するときに、興味があったら後でコンタクトとってくれたらオフィスに遊びに来て良いよ、って言うんだけど、実際に自分で連絡くれる人ってほとんどいないんです。その中で、直接メールくれて、インターンしたいって会いに来てくれたのですごく嬉しかった。勉強してること、やってきたこと、やりたいことがモヤモヤとしている様子だったので、できるだけいろんな体験ができると良いな、と思っていましたが、レポートを読むと少しは力になれたようで、安心しました(笑)。また遊びに来てね!!

 

いかがだったでしょうか? しくみデザインのインターンシップではインターンのための特別プログラムではなく、インターン生の興味と技術を考えた上で実際の業務に携わっていただきます。仕事としてイラストを描くとはどういうことなのかを考えられるインターンシップは他にあまりないのでは? そして昨年のインターン生同様、課題を通してやりたいことを見つけたり、自分の興味と仕事がクロッシングするところを発見してもらえたのは受け入れた私たちにとっても喜びでした。高巣さん、お疲れ様でした。またいつでもオフィスに遊びに来てくださいね。

また2017年のインターン生のレポートもぜひあわせて読んでみてくださいね。

【レポート】しくみデザインのインターンシップ

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