クリエイティブ教育ラボ

トレジャーゲームのつくり方

はやいもので8月になりました。夏休みのみなさんは休みがスタートして少し経ちましたがいかがお過ごしでしょうか?
今回はゲームのつくりかた特集の第2弾!前回の「シューティングゲームの作り方」に続き、「トレジャーゲームのつくり方」を解説します!
ここでトレジャーゲームと呼ぶゲームは、主人公が目的のアイテムをあつめていくゲームのことです。

では早速、今回使用するアイテムと流れを紹介します!

トレジャーゲームに使うアイテム一覧

トレジャーゲームの作り方の流れ

  1. 宇宙人を操作するコントローラーを作る
  2. 宇宙人が集めるアイテムに星を設定する
  3. 星をコピーして増やす
  4. 星を動かしてゲームの難易度をあげる
  5. 床をコピーして増やす
  6. 行く手を阻む敵をつくる
  7. 宇宙人が星を全部獲ったらCLEARと表示させ、敵(紫の雲)に当たったらGAMEOVERと表示させる

では早速つくりかたを解説します。一緒に操作しながら見ていきましょう。

1.宇宙人を操作するコントローラーを作る

まずは、主役(ピンクの宇宙人)を動かすコントローラーを作ります。
アイテムを以下の画面のように配置してください。

2つの矢印のうち、左側に配置した矢印を左向けにします。2本指で回転させて向きを変えてもいいですが、今回は「反転」を使って向きを変えます。
左矢印をタップして、属性リストから「反転」をタップ。これで左右反転します。

2本指で向きを変えると意図せずサイズが変わってしまい、微調整が必要になることがあるので、今回のように左右反転で向きを変えたいときは「反転ボタン」を使うことをおすすめします。
それでは、それぞれの矢印を、向きの通りに宇宙人を動かす設定をしていきましょう。
まずは左向きの矢印をタップして、動かないようにするために【ピン】で固定します。次に【動力(左)】をタップして、対象アイテム(=動かしたい相手)に宇宙人を選択します。

同じように、右矢印を【ピン】で固定し【動力(右)】を設定します。

これで、宇宙人を左右に動かすボタンができました。
次に、右下に配置した黒い丸ボタンを宇宙人のジャンプボタンとして設定します。
黒い丸ボタンの属性リストを開き、こちらも動かないように【ピン】で固定します。次に【ジャンプ】をタップします。対象アイテム(=ジャンプさせたい相手)に宇宙人を選択します。

これでボタンの設定が完了しました。
コントローラーのエリアの上に設置したゲームエリアの床を動かないように固定しましょう。

これでコントローラーが完成しました。
それでは、宇宙人を動かしてみましょう。

あれ?
矢印ボタンで左右に移動はするけど、ジャンプボタンを押してもジャンプしません。
なぜか…【重力】の設定を忘れていました。
【ジャンプ】は設定した【重力】とは逆方向にジャンプさせるという属性。
つまり、宇宙人を【ジャンプ】させるためには、【重力】が必要なんです。
画面内のアイテムがないところをタップして、表示されるリンゴマークで【重力】を設定します。

これで、宇宙人がジャンプするようになりました。
こんどこそコントローラーが完成しました。

2. 宇宙人が集めるアイテムに星を設定する

次に、宇宙人が集めるアイテムを設定します。星を集めるという設定にします。
宇宙人が星を集めているように見せるために、宇宙人が星にぶつかったら星が消える、というしかけをつくります。
星をシーン内に配置します。
星の属性リストから【消滅】をタップして、星が消えるという設定をします。

この世界には【重力】がかかっているので、このままだと星は設定した重力方向に落ちてしまいます。そして、宇宙人が星を獲るときに、宇宙人は星にぶつかりはねかえってしまいます。こんなときに使うのが【物理無効】【物理無効】を与えられたアイテムは全ての物理的な力を受けなくなります。つまり【物理無効】を持つ星は宇宙人とぶつからなくなり、【重力】の力も受けなくなります。【重力】の力が影響しないように星に【物理無効】を与えます。

次に、星と宇宙人の間に関係性を作ります。先ほど、星に【消滅】を与えましたが、このままでは手でタッチしない限り星は消えません。宇宙人が星にぶつかったときに星が消えるようにしたいので、宇宙人と星の間に関係を作る必要があるんです。
ここで【接触】を使います。【接触】はぶつかった時に相手のイベントを起こす(=相手が持つ属性の効果を発揮させる)という属性です。
宇宙人に【接触】を設定し、対象アイテムにイベントを起こさせたい相手として星を設定します。

これで、宇宙人が星にぶつかったときに星のイベントが起こる(=星が消える)という設定ができました。

3. 星をコピーして増やす

次に星を増やします。
これまでに設定した属性や他のアイテムとの関係性もそのまま複製できる「コピー」を使います。

同様にして星をもう一つ増やします。

4.星を動かしてゲームの難易度をあげる

一番上にある星を動く星にして、ゲームの難易度をあげます。
一番上に配置した星の属性リストから【移動】をタップ。移動させたい軌跡を画面内に描きます。画面上部にある緑色のバーは、描くことのできる軌跡の残量を表示しています。画面内を左右に繰り返し動くよう設定します。

描き始めた点に軌跡の終点を揃えることで、この軌跡の繰り返しているように表現することができます。
設定した【移動】の動きを繰り返すために【ループ】という属性を使います。
さらに、ゲームの開始と同時に移動が始まるように【オート】という属性も併せて設定します。

これでゲームの開始と同時に繰り返す動く星の設定ができました。

5.床をコピーして増やす

次に、床をコピーして増やします。
床の属性リストから「コピー」をタップして、床を増やし、2箇所の星の下に設置します。

6.行く手を阻む敵をつくる

星の動きだけでなく、行く手を阻む敵を配置して、さらにゲームの難易度をあげましょう。
動く設定をした星がなかなかとれないようにする設定でさらに難易度をさらにあげましょう。
動く星の下あたりへアイテムリストから紫の雲を配置します。
動く星に設定した【移動】と同様の設定を紫の雲にも設定をします。

次に、敵である紫の雲に宇宙人が当たったら宇宙人が消える設定をします。
当たったら消える設定…
さっき宇宙人と星の間に設定した関係と一緒ですね!ということで、同様の手順で設定していきます。
宇宙人に【消滅】を設定します。

次に紫の雲に【接触】を設定して、紫の雲にぶつかったときに対象アイテム(=イベントを起こさせたい相手)に宇宙人を選択します。

紫の雲も、ゲーム開始時に動くよう、そして設定した動きを繰り返すよう【オート】【ループ】を設定します。

7.宇宙人が星を全部獲ったらCLEARと表示させ、敵(紫の雲)に当たったらGAMEOVERと表示させる

このままでは、星を全部獲っても何も起こらず、紫の雲に当たっても宇宙人が消えるだけ。クリアしたこととゲームオーバーになったことをプレイヤーに知らせることがよりゲームらしく仕上げるために必要です。

そこで、星を全部獲ったらCLEARと表示させ、宇宙人が紫の雲にあたったらGAMEOVERと表示するページを作ります。

まずは、クリアページとゲームオーバーページをつくります。

シーンリストのプラスボタンをタップして、シーン2枚目をつくり、赤文字のCLEARを配置します。

同様にしてシーン3枚目を作り、ゲームオーバーページをつくります。

クリアページとゲームオーバーページができたら、シーン1枚目に戻ります。

ここでアイテムを一つ追加します。

クリアページを表示するタイミングは宇宙人が星を全部獲った時、つまり画面から星が全部消えた時。

ゲームオーバーページを表示するタイミングは紫の雲に宇宙人がぶつかってしまった時や画面外に出てしまった時、つまり、宇宙人が画面から消えた時。

ここで、星が全部消えたかどうか、宇宙人が画面から消えたかどうかをチェックするアイテムを作ります。

チェックするアイテムはゲームプレイには必要ないアイテムなので、背景と同じ色で小さめに作ります。

完成した白い丸をコントローラーエリアの空いているスペースに配置します。

白い丸の属性リストから【シーンチェンジ】をタップして、クリアページを選択。

誤って触ってしまったときに白い丸が動かない&白い丸に設定したイベント(【シーンチェンジ】)が発動しないように【ピン】【物理無効】【タッチトリガー無効】【タッチ移動無効】を設定します。

そして星が全部消えたかどうか、つまり宇宙人が星を全部獲ったかどうかを判定するために【フラグ】を使います。【フラグ】は対象アイテムとして指定したアイテム(星)がシーンから消えたとき、自分が持つイベントつまり【シーンチェンジ】を発動させます。

これで、星を全部ゲットしたらCLEAR!ページを表示する設定が完成しました。

ゲームオーバーページの表示も同じ方法で設定します。

先ほど配置した白い丸の横に同じ白い丸を配置します。

誤って触ってしまっても、白い丸が動かない&白い丸に設定したイベント(【シーンチェンジ】)が発動しないように【ピン】【物理無効】【タッチトリガー無効】【タッチ移動無効】を設定。

さらに【フラグ】をタップして、対象アイテム(=消えたかどうかチェックする相手)に宇宙人を選択します。

これで完成です!!(下の画像をクリックするとこのワークのダウンロードページが開きます)
作り方は、動画でもご確認いただけます!(5:59)

ここでご紹介したつくりかたは基本のつくりかたで、ほんの一例です。

集めるアイテムを増やしたり、当たってはいけない邪魔する敵を増やしたりしてさらにゲームの難易度をあげても面白いですし、主役と集めるもの、敵の関係にストーリーを持たせるだけでも面白くなりますよ!

ぜひゲーム作りの参考にしてくださいね!

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