コラム

【レポート】しくみデザインのインターンシップ

今年のインターンシッププログラムに参加した学生さんからレポートが届きましたので、ご紹介します。

はじめまして。有明高専の吉坂渉です。9月11日から9月22日の2週間、しくみデザインのインターンシップに参加しました。

私がしくみデザインを志望することになったのは、公式サイトを見てからでした。様々なアーティストさんとの活動や、楽器なしで演奏ができる「KAGURA」というアプリケーションに魅力を感じました。世界でも活躍するこの会社。いったいどこにあるんだろうと調べると、私の住まいと同じ「福岡」にあることに衝撃を受けました。そこで私はこの会社に行こうと決心しました。

2週間で行ったことは大きく分けて2つでした。1つ目に行ったのは「ARC」の改善でした。「ARC」というのは、AR(拡張現実)とRC(ラジコン)を組み合わせたもので、カメラを搭載したラジコンをハンドルとブレーキで操作して動かすことができます。先日、イベントでこのラジコンを走らせたら、途中で動かなくなるという不具合が生じたとのことなので、それの原因を追求して改善するというものでした。インターンの間中、会社内でARCを走らせてみて、動作が停止する瞬間を待っていたのですが、イベントの時みたいに停止することは無く、インターンが終わるまでずっと正常に動いていました。ラジコンの不具合を見つけることが目的だったので、残念です。

2つ目に行ったのは、楽器いらずの演奏アプリ「KAGURA」のノイズ除去と検出改善でした。KAGURAは動きに検出して音を出すシステムなのですが、検出してほしくないところでも動作してしまうとのことなので、その検出部分の改善を試みました。

画像処理でよく使われるライブラリ「OpenCV」を使いました。カメラからの動画にいろんなフィルタをかけたり、肌色のみを検出するプログラムを作成したりして、人物の動いている部分のみを検出するようにしました。KAGURAに実際に導入して検証するという段階には至りませんでしたが、人物以外の障害物に反応することはあまりないという結果までには辿りつきました。

インターンといえば、何かしらの課題が与えられ、最終日にその成果をPowerPointで発表するといった印象があったんですが、自分がやったことは、会社での問題としてあがっていた内容だったので、その業務に携わることができたことを光栄に思います。また、ARCについてもKAGURAについても、高専でこれまで学んできたことが関係していて、「あぁ、今までのこと無駄じゃかなったんだな。」と感じることができました。特に、KAGURAのカメラの精度向上については、自分の研究分野に直結していたので、理解できたし、楽しかったです。

今回のインターンシップは、私が自分の将来を考えるきっかけにもなりました。自分は、「この会社に就職したい。」とか、「この大学院に進学して、この研究室に入りたい。」といった明確な目標がありませんでした。しかし、しくみデザインの社員さんが他の会社の方とプロジェクトがより良くなるために打ち込んでらっしゃる姿をみていたら、自分も何か好きなことに真剣に打ち込みたいなと思いました。

しくみデザイン社員の皆様、2週間という短い間でしたがお世話になりました。ご多忙の中、このような機会を設けていただきありがとうございます。皆様大変ユニークで面白くて、自分にとって刺激的な2週間になりました。香月さん、お昼休みはいつも声かけていただきありがとうございます。一人暮らしで洗濯が大変だって話が印象に残っています。昼食が楽しかったです。山口さん、ARCでお世話になりました。オシロスコープ扱うの久々で使い方忘れてました。ラジコンは結局最後まで良い子でした。できれば、自分がいるときに原因見つけたかったです。中茂さん、KAGURAでお世話になりました。検出精度向上というより、OpenCVの関数講座みたいになって時間取ってすいません。実力不足でした。毎回、丁寧な説明をありがとうございます。中村俊介さん、自分をインターンに採用していただき、ありがとうございます。おかげさまで自分の成長につながることができました。

最後になりましたが、貴社のますますのご活躍をお祈り申し上げます。


社員コメント

中茂
「精度を良くして」という漠然とした課題で大変だったと思いますが、いろいろ試行錯誤してもらいました。これからも研究頑張ってください。
山口
お疲れ様でした。ラジコンはその後もいい子で困ってるよ。研究に限らず仮説と検証を繰り返していろいろ自分のモノにしていってください。
香月
僕、洗濯物が大変だってこと以外に、もっといい話したはずだけどな……笑
俊介
いろんなコトにどんどんチャレンジしていく姿が頼もしかったよ!!得るものもあったようで一安心。また遊びに来てね。

吉坂くんと開発メンバー…

いかがだったでしょうか? レポート内でも紹介がありましたが、しくみデザインのインターンシップではインターンのための特別プログラムではなく、実際の業務にメンターと共に携わっていただきます。そのような厳しめの課題を通してやりたいことを見つけたり、自分の学校での専門とクロッシングするところを発見してもらえたのは、受け入れた私たちにとっても喜びでした。吉坂さん、お疲れ様でした。博多駅近くに来たときはまたオフィスに寄ってくださいね。